お家のお掃除には、いろんな洗剤がありますね。
お風呂用洗剤、トイレ用洗剤、シンク用、窓ガラス用、カビ取り洗剤、などなど。
そして、除菌したいニーズで注目されている「消毒用エタノール」。
除菌消毒・お掃除にとっても効果的な「消毒用エタノール」を正しく使う方法がわかれば、お家をキレイにできてスッキリ安心ですね。
では、エタノールの基本的な知識や、便利な使い方と注意点を勉強して、その特性と効果をお掃除に正しく活かせるようにしましょう。
消毒用エタノールをお家のお掃除&除菌に正しく使う方法
きれい好きな方の除菌消毒のニーズも多く、またインフルエンザなど感染症の病気の対策や予防にも、エタノールによるお掃除が注目されています。
普通の洗剤も同様ですが、それ以上に特殊な区別や性質と、気を付けるポイントがエタノールにはあります。
消毒用エタノールをお家のお掃除&除菌に正しく使う方法を学んでいきましょう。
お掃除に使えるエタノールを正しく知ろう
似ている名前のものがあって紛らわしいので、初めに、お掃除に使えるエタノールについて知っておきましょう。
- 無水エタノール
- 消毒用エタノール
- 消毒用エタノール IPA添加
基本的には上記の3種のような製品が、お掃除に使えるエタノールです。
ドラッグストアなどで、薬品らしいデザインで販売されています。
無水エタノール
無水エタノールは、エタノールの濃度が高くて水分がほとんど含まれていない薬品です。
水分が付くと故障してしまう電気機器の掃除に役立ちます。
すぐに揮発するため、除菌殺菌には向いていません。
消毒用エタノールとIPA添加
消毒用エタノールと、消毒用エタノールIPA(イソプロパノール)添加は、殺菌消毒に最も効果が高いとされる80%前後の濃度に調整してある薬品です。
除菌消毒にそのまま使えて役立ちます。
一般的にお掃除に使いやすいのはこちらです。
IPA添加あるなしの違いはメーカーさんの「健栄製薬株式会社:消毒用エタノールと消毒用エタノールIPの違い」でご覧になると間違いないです。
効果や使い方は同じということです。
お掃除に使えないアルコールがあります
似ている名前ですが、お掃除に使えないアルコールがあります。
「メタノール」です。メタノールはダメです。
というか、手に入れないほうが良いです。家庭では使えないうえ、処分にも困ります。
詳しくは「消毒用エタノールでお掃除!メタノールはダメです!」にて解説しています。
エタノールはどんなお掃除に使えるの?
お家のお掃除や除菌が目的の場合、「消毒用エタノール」をどんなお掃除に使えるのか知っておきましょう。
消毒用エタノールで手垢落とし・除菌消毒・カビ防止・防臭
消毒用エタノールで効果的にできるお掃除は、手垢落とし・除菌消毒・カビ防止・防臭など、たくさんあります。
手で触れる事の多いドアノブなど身の回りの、手垢落としや除菌消毒がもっとも一般的。
消毒用エタノールは殺菌や消毒効果があり、インフルエンザなどの感染予防にも役立ちます。
キッチンやお風呂など水回りのカビ防止にも効果的。
まな板や包丁に消毒用エタノールを吹きかけて除菌するのも良いですね。
玄関の下駄箱を消毒用エタノールで拭き掃除して、防臭効果も期待できます。
水に弱い電気機器は無水エタノールでお掃除
水に弱い電気機器の細部は、無水エタノールでお掃除するほうが良いです。
水分が含まれている消毒用エタノールは、水が入り込むと故障してしまう部分には使わないでおきましょう。
エタノールで効果的にお掃除ができる例は「消毒用エタノールでお掃除!どう使うと効果的なの?」もご覧ください。
メーカーの注意やラベル記載事項などに必ず気をつけ、従いましょう。
消毒用エタノールは、通販サイトで購入が可能です。(※当店のサービスではありません)
お手軽サイズや大きいボトルなどいろいろあります。
どれを使うにしても、メーカーの注意やラベル記載事項などに必ず気をつけ、従いましょう。
使用法や注意事項は使用する商品の記載にしたがってください。
使用する商品、使用する場所、濃度、量、方法によって作用が強すぎることもあります。
特に拭き掃除による塗装の剥がれ、また換気の不備にご注意ください。
エタノールでお掃除する際の注意事項は「消毒用エタノールでお掃除する前に注意事項を確認しよう」もご覧ください。
消毒用エタノールを正しく使って除菌消毒・お掃除に効果絶大
消毒用エタノールを正しく使ってお掃除できれば、除菌消毒・お掃除に効果絶大です。
特徴を知り、注意点に気を付けながら、殺菌消毒もできる「消毒用エタノール」をお掃除に活用していきましょう。
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