エアコンの室内機から、水がたれてくる。
良くあるエアコントラブルのひとつです。
原因のうち、簡単に予防できるものは対処してしまいましょう。
どこから、水が…
冷房(クーラー)運転をすると、水分が発生するんですね。
大人の皆様、「飽和水蒸気量」なる言葉を思い出せますでしょうか。
空気は気温によって、含む水蒸気の量に限度があります。
高い温度の空気は、たくさんの水蒸気量を含むことが出来る。
比べて低い温度の空気は、それより少ない水蒸気量で「含むことが出来る限界」に達する。すなわち、もう水蒸気含むことが出来ないよ、おなかいっぱいだよ、という事です。
- 暑苦しい高井くんは、2リットルの水をガブ飲みして平気な顔してるけど
- 冷静な低井さんは、1リットルも飲みきれずにギブアップ
という感じの例えでいかがでしょう。
低井さん!!
これをエアコンの話に戻しますと…
真夏の室内の高い気温、その空気は水分をたくさん含んでいます。
冷房(クーラー)運転で低い気温の空気にかえます。
※仕組みとしては、ここで低井さんよりもっと冷たい「管くん」が登場するのですが、三角関係は説明がもつれるので熱交換の構造は改めてとさせてください。
たくさん含まれていた水分は、低い気温にかわった空気には多過ぎました。低井さんギブアップです。飲みきれなかった分を戻しちゃいました。(こんな例えでごめんなさい)
この戻しちゃった水分が(本当にごめんなさい)、冷房(クーラー)運転の時に発生する水分。いわゆる「ドレン」です。
ちなみにこの「ドレン」ですが、蒸留された綺麗な水かなーなんてふと思ったり思わなかったりするのですが、空気中の汚れや油分も混ざっているので純粋な水ではないです。やっぱり飲まないほうが良いですよね。
「ドレン」処理の構造
その発生した水「ドレン」を、「ドレンパン」という受け皿の部分で受け止めて、壁を通って外に出しているホース「ドレンホース」から室外に排出しています。
この流れに問題が出ると、エアコン室内機からの水漏れを引き起こすわけです。
いかがでしょうか。エアコンの冷房(クーラー)運転における水の発生について、微妙な例えでご紹介いたしました。
さあ、お家をキレイに保っていきましょう!
キレイになるって気持ち良い!
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