エアコンの室内機から、水がたれてくる。
良くあるエアコントラブルのひとつです。
原因のうち、簡単に予防できるものは対処してしまいましょう。
もあわせてお読み下さい。
ホコリが積もってる!
エアコン室内機の化粧カバーを開けて、目の粗いフィルターを取り外す。
その中には、薄いアルミの板がタテに並んでいます。これを「アルミフィン」と呼びます。
空気を吸い込んで冷やし(暖房は暖め)吐き出す過程、
- フィルターでホコリをキャッチ
- アルミフィンで冷やす(暖房は暖める)
- ファンで遠くへ吹き出す(風の流れを起こしている)
1.でキャッチしきれなかったホコリが「アルミフィン」に積もっていく。
ひどくなると…
効きが悪い。水も垂れてくる。
不衛生で健康も害する。踏んだり蹴ったりです。
ここでは水漏れについて詳しく説明します。
初めは、ふわふわとアルミフィンを覆っていますが、吸い込む空気中には水分、油分が含まれ、冷房(クーラー)運転時には「ドレン水」が発生します。
それらを含んでホコリは固まっていき、水を弾く塊状態でアルミフィンに付着していきます。
ドレンパンの守備範囲を超えた
本来アルミフィンに付いた水分「ドレン」は、その受け皿である「ドレンパン」に垂れて、ドレンホースから室外へ流されていきます。
しかしアルミフィンの表面に分厚く固着したホコリの塊の上をつたって、「ドレンパン」が守っていないところにドレンが垂れてしまい、ポタポタと噴出し口や室内に水漏れをしているケースがあります。こうなっていると、運転中に風とともに水滴が飛んできます。
このケースは、エアコンのお掃除をお早めにご検討ください。
また、ホコリが内部の基盤に積もって、そちらにも「ドレンパン」は無いですから水漏れするという場合もあります。基盤のほうに水がつたっていくので故障の恐れも出てきます。
こんな症状ならば、やはりエアコンクリーニングを!
詳細やご依頼は、
エアコンクリーニング|東京・千葉・埼玉の「ハウスクリーニング」をご覧下さい。
さあ、お家をキレイに保っていきましょう!
キレイになるって気持ち良い!
番外編:いくら安くなったの?
ドレンホースの長さで工賃が変わるからって、室内に短いドレンホースを落として、ドレン水をポタポタとバケツでキャッチしているのを一回だけ見たことがあります。
室外に出すと長さが必要だったらしいのですが、この不便さと漂う不衛生さ加減。
いったいいくら工賃が安くできたのでしょう…
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