ドレンって何?
空気中の水蒸気が、水に変化した液体が「ドレン」または「ドレン水」です。
エアコンでいうと
エアコンでいうと、冷房(クーラー)運転をすると発生する水分です。
エアコン内部の熱交換器で空気が冷やされると「ドレン」が発生し、主に熱交換器のアルミフィンに付着します。
アルミフィンの下にあるドレンパンという受け皿に流れて、ドレン排水ホースを通って室外に排出されます。
英語のdrainなので
由来は英語の drain =”排出させる、排水する”の意味。
なので、排水のしくみ部分を「ドレン」と指すこともあります。
伝わりやすく言うために、液体のことを言いたいなら「ドレン水」、ホースのことを言いたいなら「ドレンホース」と、分けるようにすると良いですね。
なんでドレン水が発生するの?
空気から水が出てくるなんて思うとちょっと不思議ですが、なぜ「ドレン水」が発生するのでしょう。
ナゾを解くカギは、飽和水蒸気量です。
空気は気温によって、含む水蒸気の量に限度があります。
高い温度の空気はたくさんの水蒸気量を含むことが出来て、比べて低い温度の空気は少ない水蒸気量しか含むことが出来ません。
真夏の高い気温の空気は、たくさんの水蒸気量を含んでいます。
エアコンはその空気を吸い込み、熱交換器を通過させて冷やします。
低い温度に冷やされた空気は、それまで含んでいた水蒸気量が多すぎるので持っていられなくなって手放します。
このように冷房(クーラー)運転によって「ドレン水」が発生します。
主に冷やされた場所(熱交換器のアルミフィン)に付着します。
数年に一度でもエアコンクリーニングを
エアコンに発生する「ドレン水」は、空気中のホコリや油分も混ざっていますのでキレイではありません。
こういった水分が特に夏場はエアコン内部をジメジメにして、カビやニオイの原因を作っていたりします。
数年に一度でもエアコンクリーニングをすると、キレイな風の中で過ごせます。
詳細やご依頼は、
エアコンクリーニング
をご覧下さい。
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