重曹でお掃除
最近では、自然な成分でお家のお掃除をするためのお馴染みエコアイテム。
その特性と効果をお掃除に活かしましょう。
■第一回から三回はこちらです
重曹はアルカリ性です。
なので酸性の汚れ、酸化した油汚れを落とすのに使用します。
また、研磨作用があるのでクレンザーとして利用できます。
手垢や皮脂は酸性
ドアの取っ手や壁のスイッチ、床にも。
薄い重曹水での拭き掃除は効果的です。
仕上げには水拭きをしましょう。
腐敗臭や体臭も酸性
時折耳にする「ミドル脂臭」などの体臭も、皮脂の酸化や酸性の臭い成分。
ニオイが気になる下駄箱に重曹水スプレーをシュッ。
ついでに生ゴミにもシュッ。
酸性の悪臭を中和して抑えてくれます。
掃除とは関係ないですが、入浴剤として使いたい場合はなるべく食用グレード以上の純度の重曹が良いと思います。また、弱いアルカリ性とはいえ、濃くしすぎてしまうのにも注意してください。
ベトベトの油汚れには浸け置き
分解できるパーツの軽めの油汚れなら、お湯の重曹水で浸け置きしましょう。
きつい油汚れは直接振りかけて、少し放置してなじませてから軽く絞ったスポンジなどでこすりましょう。
または、ペーストでパックしてからこすり洗いを。
ガチガチにこびり付いていたら、重曹では敵わないかも知れませんが試してみてください。
茶渋やコゲを研磨
軽めの研磨作用ですが、クレンザーとして利用できます。
茶渋や軽いコゲに粉末を振りかけ、スポンジでこすると効果的。
弱いとはいえ、磨き過ぎには注意しましょう。
4回に渡って、重曹を使ったお掃除の基本をおさえてみました。
少しでもハードルを下げられたでしょうか。
汚れによっては、重曹では敵わないこともあります。
その折には当店のハウスクリーニングもご検討頂けるとうれしいです。
さあ、お家をキレイに保っていきましょう!
キレイになるって気持ち良い!
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