エアコンの臭いの原因

エアコンの臭いの種類と原因

「エアコンをつけると臭い！」
エアコンで快適になりたいのに、ニオイがするのは嫌ですよね。

この記事では、３大エアコントラブルのひとつ｢ニオイ｣に関して、お掃除を推奨する立場からになりますが、臭いの種類によって原因と対処を考えてみます。
（ちなみに３大エアコントラブルは｢ニオイ｣｢水漏れ｣｢効かない｣。どれも辛い！）

ドブ臭い、ヘドロ臭い、そんなニオイの場合は、室外に出ている排水用のホースを通じて臭いがさかのぼってきているかも知れません。

ホースの口付近に、ニオイの元があったら綺麗にしてみましょう。

エアコンを運転していれば、吸い込んだ空気中のホコリや水分・油分などの汚れ、臭いも蓄積されます。
それで酸っぱい臭いがしている場合があります。

内部に積もったホコリのお布団は、水分・油分を吸ってジメジメと、カビ・雑菌・ニオイを発生させます。
タバコを吸っているなら、より強烈な悪臭が染み込んでいきます。
雑巾のニオイと表現する方もいらっしゃいます。

運転時に発生する水分「ドレン」の受け皿部分「ドレンパン」も、汚れからカビ・雑菌・ニオイを発生させています。

長い間汚れたまま放っておくと、本体のさまざまな部品自体に臭いがうつってしまって、お掃除で落ちきらない事があります。
気になり始めたら、エアコンクリーニングをお早めにご検討ください。

基本的にこのような汚れが原因で、早めに対処出来た場合は臭いは解消するはずです。

エアコンはあの小ぶりな体で室内の空気を吸い込んで、吹き出します。

お部屋の中・室内のあらゆるニオイ達を集約して放出した風が、嫌な悪臭と感じてしまう事があります。

目立った汚れが無いのに臭いが気になる場合は、お部屋自体の空気（カーテンや壁紙に染み付いたタバコ臭、強い匂いの柔軟剤、香水、お香、芳香剤など）が原因となっているかも知れません。

それらの臭いがうつったホコリやゴミをお掃除で落とせば、軽減は見込めますが、元を断たないとエアコンクリーニング後も、新品のエアコンでさえすぐに発生する可能性は大きいです。

汚れはリビングのほうがひどいのに、寝室のエアコンの臭いが気になる。
というケースが良くあります。

音なんかもそうですが、眠る時だから気になりやすいのかな、なんて思ってしまうのですが。

一説によると、寝室は汗による湿気が多い、との事。

眠っている時はたくさん汗をかいていて、且つそれを吸い込んだ寝具がずっとある寝室は、エアコンが臭いを発生させやすい環境なんだとか。

ホントかな。
そんな説があるようです。

寝室の換気も大事かも知れませんね。

エアコン内部の水分を乾燥させるために、冷房（クーラー）運転の後に送風運転をする。

これも内部ジメジメ対策、カビ対策に一役買ってくれるでしょう。ただ結構毎回長い時間送風しないといけません。

シーズンオフも、月に一回でも送風運転するとかなり良いですよ。

単に臭いと言ってはいますが、カビや雑菌の繁殖が関わっている場合が多いですから、関連しているアレルギー症状がある方も、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭も、お気をつけ下さい。

気になったらぜひ、エアコンクリーニングをご検討下さい。

さあ、お家をキレイに保っていきましょう！

キレイになるって気持ち良い！